泌尿器科・皮膚科・内科・腎臓内科・性病科 島崎クリニック

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6月のメディトーク~シミのお話~

皮膚は一番外側の表皮とその内側にある真皮からできていますが、シミに深く関わっているのが表皮であり、今回は表皮のシミについてお話します。表皮はケラチノサイト(表皮細胞)と表皮の一番下の基底層にあるメラノサイト(色素細胞)などから成っています。紫外線を浴びるとメラノサイト内でメラニンという色素が生成され、それがケラチノサイトに受け渡され細胞核の上方に集まり紫外線から細胞核を守る働きをします、皮膚の細胞は通常約28日周期で古い細胞は皮膚表面に押し上げられて剥がれていき、新しい細胞に生まれ変わる新陳代謝を繰り返しています。しかしさまざま原因でメラニンが過剰に作られたり、新陳代謝が滞ったりすると本来剥がれ落ちるはずのメラニンも、そのまま滞ってシミになってしまいます。表皮のシミは大きく分けて日光黒子、雀卵斑(ソバカス)、炎症後色素沈着、肝斑に分けられ、それぞれの主な原因は紫外線、遺伝、炎症(やけど、にきび、かぶれ等の)、ホルモンバランスであり、好発年齢も違っています。治療はビタミンC等の内服薬、美白外用剤、レーザー治療などを病態に応じて行いますが、対策は紫外線予防、肌の乾燥予防、ビタミンC,Eを含む食品の摂取、十分な睡眠など共通しています。これから紫外線が厳しい季節になります、十分な対策をとってください。