泌尿器科・皮膚科・内科・腎臓内科・性病科 島崎クリニック

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8月ほっとこうち掲載原稿~男性尿道炎について~ 

男性の尿道炎で多いのが、性行為感染症(性病)と言われるクラミジア性尿道炎と淋菌性尿道炎です。クラミジアの場合、感染から発症するまでの期間(潜伏期間)は13週間で、症状は軽い場合が多く、軽い排尿時の痛み、外尿道口より水様またはミルク状の白い分泌液が出ます。症状が全くない場合もあり、特に女性のクラミジア感染症ではその傾向が強いです。そのため感染の拡大につながり、また不妊の原因になることもあり、大きな問題となっています。淋菌の場合、潜伏期間は27日で、症状は尿道の熱感や強い排尿時痛、外尿道口より膿性の黄色い分泌液の排出と分かりやすいのが特徴です。これらは性病ですので、キス、セックス(オーラル、アナルを含む)によって感染します。手をにぎったり、一緒にお風呂に入るくらいではまず感染は起こしません。予防対策としては、コンドームの使用、またピンポン感染を防ぐために、感染したらパートナーも検査、治療を受けることが重要です。また尿道炎の原因はクラミジアや淋菌だけではなく、マイコプラズマやウレアプラズマなどその他の雑菌のこともあり、なかなか治らない尿道炎や再発する尿道炎はマイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症の可能性が高いことが近年指摘されています。泌尿器科にご相談下さい。