泌尿器科・皮膚科・内科・腎臓内科・性病科 島崎クリニック

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平成30年5月のメディトークは~尿路結石について~です。

尿路結石は、尿の通る経路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)にできる石のことで、多くは腎盂、尿管結石として発見されます。様々な要因により尿中の結石形成物質(シュウ酸、リン酸、尿酸、カルシウム等)濃度が増えたり、結石抑制物質(クエン酸、マグネシウム等)濃度が減ったりすることで結石が形成されます。この病気は食生活の影響が大きいことがわかっており、近年、日本でも食生活の欧米化により増えています。よく腰からわき腹にかけて、「七転八倒する痛み」といわれるのは尿管結石で、細い尿管に石が詰まって、尿の流れが阻害されるため起こります。結石が腎盂内に留まっている場合は、痛みはさほどありません。治療は基本的に結石の大きさが長径5mm以下なら、自然排石する可能性が高いため、鎮痛剤投与や点滴など保存療法を選択します。しかし、「結石が大きく、自排が困難」、「尿路感染症を合併している」、「長期間尿の停滞により腎臓が腫れている」などといった場合は、手術療法の選択となり、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が現在その主流です。尿路結石は再発が多く、予防が大切といわれます。泌尿器科にご相談ください。